私がよくお客様にお話しさせていただく設計のポイントの1つに、
『床面積の大きさと、広さの感じ方は比例しない』
というのがあります。
実はこの要素は、家の設計だけでなく、土地選びにも大きく影響してくる考え方なのです。
例えば、延床面積28坪と、32坪の家を比較した時に、32坪の家の方が必ずしも広く感じるとは限らないということです。
32坪の家よりも28坪の家の方が広く感じるということもあるのです。
床面積を広くすることは誰にでもできる簡単なことですが、限られた予算でいかに快適で無駄のない空間を設計するか、ということを追求した時、「広く感じる設計のポイント」がとても重要になってきます。
そのポイントをいくつかあげますと、
①空間を兼ねる
②高さを利用する
③視線が通る(外への視線)
④仕切りを少なくする
⑤無駄な廊下をつくらない
⑥行き止まりをつくらない
⑦色の効果
などです。
間取りを検討しながら具体的なお話をさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。