言葉のむずかしさ

先日、お世話になっている某銀行の新年会に出席してきました。

その時、講師として来られたのが、新潟市出身の元NHKアナウンサーの齋藤洋一郎氏。

実は…、かつて新潟南高校野球部が夏の甲子園大会でベスト8に進出した時に、ベスト8進出を決めた明徳義塾戦の実況をしていたのが齋藤氏。

その頃、小学生だった私は、テレビにかじりついて南校の試合を見ていました。その実況をしていた人に会えるとは…(^^♪。ちょっぴり感動!!

お話の内容は、“事実を正しく伝えることの重要性と難しさ”についてでした。

アナウンサーがニュースで絶対してはいけない事。それは、人名・地名を間違って伝えること。

かつて齋藤さんも、島根県松江市の出雲郷を「いずもきょう」と放送してしまい、苦情電話が殺到したそうです。正しくは「あだかえ」と読みます(私も読めませんでした・・;)。

いつも迷った時は必ず地名辞典で調べていたのに、この時は“この読みしかないだろう”と思って失敗したそうです。『思い込み』って本当にこわいですね。それ以外のことが考えられなくなってしまいます。

もうひとつ、印象に残ったお話が、読点を打つ位置によって同じ文章がまったく違う意味に変わってしまうことがあるという話。

★私は、嬉しそうに遊ぶ子どもたちを眺めた

★私は嬉しそうに、遊ぶ子どもたちを眺めた

どうですか?この2つの文章から想像する光景はまったく違いますよね!?

日本語はこわい…と思いました。

私もお客様やお施主様とお話するときに、

「私の思いこみではないだろうか?」

「お客様のお話の意図をしっかりとらえているだろうか?」

「私の伝えたいことは、正しくお伝えできているだろうか?」

と常に考えながら、日々の仕事に取り組んでいきたいと気持ちを新たにしました!!

201702211825000

その後の食事会にて。古町芸者さん。

 

  • 天然無垢材について
  • 塗り壁の話
  • 家づくりスケジュール
  • 安心保証(瑕疵担保保険)
  • 小冊子プレゼント
  • 会社情報
  • スタッフのご紹介

BLOG CATEGORIES

  • コージーなブログ
  • 現場ブログ
図1パスポート